三国志

日本でも大ヒットした「レッドクリフ」2部作と同様、「三国志」を原作にした歴史アクション大作。蜀の武将、趙雲が戦乱の時代に送った生涯を壮大なスケールで描く!

三国志』(2008年 中国 ダニエル・リー監督)を鑑賞した。

印象に残ったのは、戦術の天才・諸葛孔明(Pu Cunxin 濮存昕)の言、「軍(いくさ)は将棋に似たり、一手で勝負が決まる」

また、若き趙雲(アンディ・ラウ 劉德華)が劉備(Yue Hua 岳華)の息子を背負い、曹操(ダミアン・ラウ 劉松仁)軍に一人で切り込む勇姿。幻想的な雰囲気の中にも太刀捌きはリアリティに溢れている。

そして、五虎将軍のうち、唯一残った年老いた趙雲の鳳鳴山での最後の戦い。琵琶を弾く曹嬰(マギー・Q)の妖しい美しさが心を惹く。祖父譲りに「我人に背くとも、人我に背くなかれ」とつぶやく狡猾さは不気味な雰囲気を強調している。

兵を失い、鎧を脱ぎ、羅平安(サモ・ハン・キンポー 洪金寶)の太鼓に送られながら、一人で敵陣に馬を走らせる趙雲のラストシーンは、いささか感傷的な気持ちになった。

2010年02月07日

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