Hearts in Atlantis アトランティスのこころ

11歳の少年と、人の心を読むことができる不思議な力を持った老人とのひと夏の出会いを描く感動作。原作スティーブン・キング、主演アンソニー・ホプキンス。

Hearts in Atlantis アトランティスのこころ』(2001年 アメリカ スコット・ヒックス監督)を鑑賞した。

印象に残ったのは、テッド・ブローティガン(アンソニー・ホプキンス)とボビー・ガーフィールド(アントン・イェルチン)の歳の差を超えた友情。テッドがボビーら子供たちと過ごす夏のテラスでのひとときに「子供の頃は誰もが“幻の国(アトランティス)”に住んでいる」とつぶやくのが印象的だった。

また、ボビーの母リズ・ガーフィールド(ホープ・デイヴィス)とガールフレンドのキャロル・ガーバー(ミカ・ブーレム)が共に乱暴されるシーン。殴られたキャロルを背負い、彼女を励ましながら、公園を必死に歩くボビーの姿は感涙を禁じ得なかった。

そして、作品終盤、成人したボビー(デイヴィッド・モース)が廃屋となったかつての自宅で、キャロルの娘に会うシーン。キャロルの死を知らされた彼が、彼女をかたときも忘れずに想い続けていた証し―キャロルの子供の頃の写真―を娘に手渡す場面は感慨深かった。

人は誰もが“アトランティスのこころ”を持っている。ただ、それに気づいているかいないかだけなのではないだろうか。

2010年02月06日

今日の一言: 余暇の過ごし方はどう変わるか?