神童

圧倒的存在感の大女優・成海璃子と、「デスノート」の超個性派・松山ケンイチが共演!人と人が響き合う、日本初の本格クラシック映画。

神童』(2007年 日本/ビターズ・エンド 萩生田宏治監督)を鑑賞した。

印象に残ったのは、成瀬うた(成海璃子)の思春期特有のある種の刺々しさ。13歳という若さ故、一見、恐いもの知らずで無鉄砲に見える行動だが、実はその恐さを本人は気付いているという設定。大人びていて、とても13歳(当時)には見えない。

また、彼女がほのかな恋心を抱いている菊名和音(松山ケンイチ)との関係。ピアノの天才少女(彼女)と一浪して音大入学を果たす彼。二人がピアノを通じて心を通わせるプロセスは、心温かくなった。随所で流れる楽曲が心を打つ。

そして、リヒテンシュタイン(モーガン・フィッシャー)の演奏会の代奏として、オーケストラをバックに彼女が懸命にピアノを弾く姿。演奏が終わって、舞台を去る時、緊張感が途切れて前のめりに倒れてしまうシーンは、年齢を感じさせて微笑ましい。

天才とは1%のインスピレーションと99%のパースピレーションである、といった主旨の論説を読んだことがあったのを思い出した。

2010年01月10日

今日の一言: 余暇の過ごし方はどう変わるか?