Death Defying Acts 奇術師フーディーニ~妖しき幻想~

伝説的な奇術師として知られたフーディーニと、高額の賞金を懸けた彼の謎かけに果敢に挑んだいかさま霊能者母娘の気になる運命を描いた、ロマンチック・ラブ・サスペンス。

Death Defying Acts 奇術師フーディーニ~妖しき幻想~』(2007年 イギリス/オーストラリア ジリアン・アームストロング監督)を鑑賞した。

印象に残ったのは、いかさま霊能者・母メアリー・マクガーヴィー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と娘ベンジー(シアーシャ・ローナン)の劇場の仕事。「失敗したら飢える」貧しい墓地暮らしをしている二人だが、メアリーは美しく、ベンジーは可愛らしかった。

また、ハリー・フーディーニ(ガイ・ピアース)がファンのパンチを受け、ホテルの浴室で一人血を吐く姿。スーパースターとして衆目を集めていたが、モントリオールの最期で判るとおり、無理のし続けで、その身体は相当ダメージを受けていたのだろう。「失敗したら死ぬ」と言う彼の言葉が暗示的だった。

そして、メアリーとフーディーニの束の間の恋。彼女は彼の塔屋屋上のマジックで恋に落ち、彼は彼女の激しさに強く惹かれる。もっとも、彼が惹かれていたのは彼女に亡き母の姿を幻視していたからなのか。バーでビールを飲みながら、打ち解け合う二人の会話が印象的だった。

物語の語り手・ベンジーの夢は思春期特有の娘らしさを感じ、愛らしかった。

2010年01月24日

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