Aquascutum アクアスキュータム

日差しが強く、日中はほんのりと暑さすら覚える小春日和となったが、朝夕の肌寒さは初冬を感じさせる。

この時期になると、朝外出するとき、コートを着ようか悩む。私は暑い季節は我慢できるが、寒い季節は苦手である。一時期、沖縄に単身赴任してもいいとさえ思った。

コートで連想するのは、アクアスキュータム(Aquascutum)である。

『Aquascutumの梗概(シノプシス)』を書きたいくらいだが、大学在学中に後輩が『片岡義男なんて大嫌い』と題する短編小説を書いていて、一読して創作意欲をかきたてられた。

ストーリー自体はシンプルなものである。いわゆるイイ女が雨の深夜にオープンカーで一人ナイトクルージングをする。着ているのはアクアスキュータムのコートだ。ツーシーターの助手席には保温ポットにブラックコーヒーが入っている。

アクアスキュータムのコートは雨で濡れそぼっている。彼女は一人深夜のドライブを続ける。時折、車を停めてブラックコーヒーを飲む。雨の香りを楽しみながら・・・・・・。

2008年11月14日

今日の一言: 五十になると「命を知る」。命というのは絶対的作用である。どんなのんき者でも、五十の声がかかれば、自ずから結論らしいものを持つようになる。