講座について■第一章第三節 ライフワークを作ろう

小説には多々のジャンルがあります。歴史・時代小説、経済・社会小説、ミステリー・サスペンス、SF・ホラー・サスペンス、ロマンス等々。

初めから間口を広げて、「何でも書きます」という人がいますが、これはお勧めできません。可能性を拡散させて終わってしまう人がたくさんいるからです。 初めはテーマを一つに絞って、ライフワークを作るつもりで臨みましょう。

テーマはご自分が体験しているか、あるいは人より情報をたくさん持っているものがベストです。 例えば、ご自分が人生の中で熱中してきたスポーツであるとか、好きで読み耽った本、好きでよく見る映画、好きでよく聴く音楽等々。身近なものの中に以外なヒントが隠されていたりするものなのです。 テーマを一つに絞って、ライフワークを作ることは重要なポイントです。 言うまでもなく、テーマはよく吟味して決めることです。このテーマをモチーフにして、コンセプトを決めるからです。

テーマが陳腐過ぎたり、誰でもが書けるものであったりすると、途中で挫折する可能性があります。 テーマから派生する数々のモチーフが作品のコンセプトを量産します。 昔、某お菓子メーカーの広告コピーで、「一粒で二度美味しい」というのがありましたが、これをテーマに当てはめると、「テーマ一本で何十本もの作品のコンセプトができる」と言えるでしょう。

メジャーな洋画に例えてみましょう。「エイリアン」「ターミネーター」「ロッキー」「ダイハード」等々。 億単位の制作費がかかる映画の世界でも、計画的且つ組織的にヒット作品を量産する手法として、「一粒で二度も三度も美味しい」を実践しているのです。 小説創作で起業したい、所謂、無名作家がメジャーを目指すためには、「ムダ、ムリ、ムラ」を徹底的に排除し、短期間で効率の良い作品を生み出していく必要があるのです。

では、テーマを決める際に重要なことを列挙します。

● 自分の興味、嗜好に忠実になる(第一章第二節)

● 時流に乗っている

● 独り善がりにならない

● シンパシーを感じる読者層が多く見込める

● 古典的である

● 飽きがこない

全部を網羅している必要はありませんが、これからご自分で作品を書いていくのですから書いていくうちに発想が湯水のように湧き出してくるテーマに決めたいものですね。

2006年01月01日

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